埼玉・茨城の公立中高一貫校の倍率(令和2年度中学入試速報1)
1月10日より、埼玉県の私立中入試が始まりました。
私立中入試については、また今度まとめるとして、
本日は1月11日・12日に行われた埼玉県と茨城県の公立中高一貫校の適性検査に関する速報です。
1月11日に、埼玉県のさいたま市立浦和中、伊奈学園中の適性検査1次試験、
さらに今年から5校増えた茨城県の公立中高一貫校の適性検査が行われました。
1月12日には大宮国際中の適性検査1次試験が行われました。
今年は市立浦和の実質倍率が7.6倍程度で、昨年より約1.6ポイント上昇。
受験者数で言うと、単純に100人ほど増えています。
一方、大宮国際の実質倍率は4.4倍と約2ポイントほど下がりました。
大宮国際は昨年よりも受験者数が300人ほど減っています。
伊奈学園は受験者数が出ていないので募集倍率で計算しましたが、
それでも5.1倍と昨年より微増です。
茨城については、新しく5校増えたことにより既存の学校に影響がでるかと思いきや、
並木中の倍率が下がった(4.23倍→3.85倍)一方で、古河中は2.23倍→2.38倍とほぼ横ばい、
日立第一中に至っては2.46倍→3.23倍とむしろ倍率がアップ。
新校では、竜ヶ崎第一中の倍率が4.95倍でトップだったのに対し、太田第一中はなんと1.03倍という倍率になりました。
(なお、茨城はすべて募集倍率の値です。)
私立中についても、いろいろと面白い動きがありましたので、
またまとまり次第、掲載いたします。