【令和2年度高校入試まとめ1】東京都立高校入試の結果データ(自校作成校1/進学指導重点校)
ようやく入試も一段落、と思いきやコロナウイルスの影響で
いろいろてんてこまいになってしまっている状態です。
さて、今日から少しずつ、高校入試/中学入試について
まとめていきたいと思います。
初回は東京都立高校入試の自校作成校のうち、
いわゆる「進学指導重点校」と呼ばれている7校についてです。
最新の令和2年度も含めた過去3年の比較として掲載します。
(字が細かくてすみません)
以下は、数値を見た限りでの分析となります。
問題を加味した分析はまだ途中です。あらかじめご了承下さい。
※表の数字は、以下のように算出しています。
・受験率=(受験者数/最終応募数)×100 で算出。
・実質倍率=受験者数/合格者数 で算出。
・手続き率=(手続き数/合格者数)×100 で算出。
1.日比谷高校
トップ校である日比谷は今年、男子の受験率が下がり、
全体でも受験率は80%を切っています。
取下げ日が早慶の結果がでる日よりも早かったためかと思われます。
受験者が減った一方で、昨年の二次募集の影響もあってか、
合格者を少しだけ増やしたため、実質倍率は下がっています。
2.西高校
西は昨年の倍率がかなり低かった反動か、応募者増、受験率も上昇。
そのため一昨年と比べてもやや厳しめの入試になりました。
3.国立高校
国立については、数値上ではさまざまな意味で
昨年とほとんど変わらない入試でした。
あえていえば、女子の受験率が少しだけ下がっていることくらいです。
しかし、昨年の反動はありませんでした。
4.戸山高校
5.青山高校
23区内の重点校である戸山・青山は、不合格者数がともに200名を超えるという
厳しい入試が続いています(青山は250人を超えました)。
男子については日比谷と同傾向が見られ、受験率は下がっていますが、
女子についてはむしろ受験者数が増加、青山にいたっては
受験率そのものも上昇しています。
6.立川高校
7.八王子東高校
東京都の市部にある立川・八王子東は、国立も含めて受験率は90%超です。
立川も八王子東も昨年の反動があったものの、立川は一昨年レベルに戻った一方で
八王子東は相変わらず、自校作成校とは思えない倍率の入試が続いています。
倍率も立川が1.5倍を超え、不合格者数も150人オーバーですが、
まだ比較的穏やかに見えます。
次回は、残りの自校作成校について触れていきたいと思います。