箱根駅伝にみる「ピーキング」の考え方と受験について
「やっぱり」、青山学院大は強かった。
レース前に青山学院大の原晋監督が、こう言って頂けるように、
と話しておりましたが、
まあ、まさに「やっぱり」強かったです。
大崩れしないというか、選手1人1人が当日ベストな状況で臨んでいるよなあって
素直に思います。
そういえば、私は以前、青山学院大が箱根駅伝を連覇している途中に
原晋監督の本を読んだことがありまして、
久しぶりに本棚から取り出して、読んでみました。
これです。
私は受験生を指導する上で、あえて受験とはかけ離れた本や記事に書かれた理論を
取り入れることがあるのですが、
この本から取り入れたのが「ピーキング」の理論、
いわゆる「当日のコンディション」のお話です。
(詳しい話はぜひ、本をお読み頂ければと思います)
受験に応用させると、
結局、入試当日に点数をとった人が勝つ、
だから、当日のコンディションをいかに最高の状態に持って行くかが大事で、
そのためには今、何をするべきなのか、ということです。
この話は特に直前期の受験生に必ず伝えています。
「今までがよかったのに」とか「これまでがダメだったから」とか、
そういったことにとらわれずに、
今は当日、100%の力を出し切って、最高の点数にするにはどうするかを
生徒と一緒に考えていきます。
そのためには、この時期までにある程度、
自分で考えて動けるようになってもらう必要があるので、
その前段階のところが実はかなり重要なのですが、
こちらはまた今度の話にしたいと思います。